外壁塗装のアクリル塗料について解説

外壁塗装の塗料にはグレードというもの存在しています。このグレードは主成分によって分かれており、塗料の性能も大きく変わります。現在主流となっている塗料のグレードはシリコン塗料です。シリコン塗料は費用も比較的安価で性能も高いというコストパフォーマンスが高い塗料であり人気を博しています。

今回ご紹介するアクリル系塗料は現在はあまり使用されることのない塗料ですが、シリコン塗料が出てくる前までは主流の塗料でした。今回はそのアクリル系塗料の特徴となぜ使用されなくなったのかを解説します。

 

アクリル塗料とは

アクリル塗料とは今から20年以上の前に開発された塗料です。主成分はアクリル樹脂でできています。特徴として、費用は他のグレードと比較しても最も安いです。また、アクリル塗料は付着率が非常に高いので、重ね塗りがしやすい塗料とも言われています。

 

アクリル塗料が使用されなくなった理由

アクリル塗料は現在では使用されることがほとんどありません。この理由としては主に二つあります。

まず一つとして、現在主流になっているシリコン塗料の費用が安くなったことが挙げられます。昔にもシリコン塗料は存在していましたが、費用が高くあまり人気がある塗料ではありませんでした。しかし、技術の発展によってシリコン塗料の費用が安くなり、現在に至っては最も人気がある塗料になりました。シリコン塗料の台頭によってアクリル塗料が使用されることが減少していことが理由に挙げられます。

もう一つの理由として、劣化が早いことが挙げられます。アクリル塗料の耐用年数は5〜7年ほどしかなく、他の塗料と比較すると劣っています。一般的に言われる外壁塗装の塗り替え時期は塗り替え後10年と言われていますが、アクリル塗料を使用している場合は10年持つことはまずありません。アクリル塗料では5年で一度は塗り替えなければならないので、10年で2度塗り替える必要があり返って費用が高くなってしまうという大きなデメリットがあります。

しかし、アクリル塗料が全く使用されることがなくなったというわけではありません。現在でも新築の一部ではアクリル塗料が使用されることはあります。新築の場合木材やモルタルの素地が少し動いてしまうため、どんな塗料を使用したとしてもひび割れを起こしてしまうことがあります。なので、シリコン塗料やフッ素塗料などを使用したとしても5年ほどで塗り直す必要があるので、新築では塗り直すことを考慮して初めは安価なアクリル塗料を使用することがあります。

 

まとめ

アクリル塗料についてご紹介しました。重要なことはアクリル塗料は新築を除いては使用されることがないということです。もし、依頼する塗装業者にアクリル塗料をおすすめされるようなことがあれば、悪徳な塗装業者である可能性があるので注意が必要です。