外壁塗装に必須!足場について徹底解説!

外壁塗装をする際に必ず必要になるのが「足場」です。

一階建ての家でも建物の高さは必ず2メートルを超えます。脚立で作業をすることも可能ですが、例え平地であっても不安定で危険な作業となります。

足場を組む事によって手すりや養生シートによる転落防止や、ラッセル(落下防止用ネット)による落下防止、また養生シートにより周囲への塗料の飛散や高圧洗浄時の水滴の飛散防止等の効果があります。

また足場を組む事により安定した塗装作業をすることが出来る為、脚立作業に比べ仕上がりが綺麗になる等のメリットがあります。

種類

足場にはいくつかの種類がありそれぞれにより特徴が異なります。

単管足場

単管足場とは、パイプを2本抱き合わせて組み立てる足場です。

業者さんの中では専門用語で「抱き足場」と言ったりそれを略して「抱き」と言ったりします。

2本の足場の上を人が歩くため雨の日等は足場が滑りやすく転落の危険があります。また、足場がパイプになるので塗料缶をおいて作業する際は安定しなかったりします。

ただし、材料はパイプのみなので足場を組むスピードが早かったり隣接する家同士が狭い場所などに足場を組めたりというメリットもあります。主に狭いところで採用されるケースが多いです。

主に必要なもの

・単管

・三連クランプ

・ジョイントクランプ

単管ブラケット足場

単管ブラケット足場とは、足場にブラケットと言われる台みたいな物を固定しその上に足場板を敷いて番線と言われる鉄で出来た線で固定した足場です。

業者さんの中では専門用語で「足場板」と言います。

単管足場と比べて平らな板の上に乗って作業する為、作業がとても安定します。また塗料缶を置いて作業する際も足場板が平らなので安定して落下の危険性が低くなります。また、ブラケットの長さを変える事が出来るので職人さんが躯体と足場の距離を自由に決める事が出来て足場と躯体の距離を縮める事が出来ます。これにより塗装業者は作業がしやすくなります。

ただし、単管足場に比べて作業工程が多い為作業に時間がかかったり縦軸に対して内側に足場板を敷いてその上に人が乗るため内側に荷重がかかってしまいしっかりと固定しないと揺れやすくなってしまいます。

主に必要なもの

・単管

・足場板

・ブラケット

・番線

クサビ式(ビケ)足場

クサビ式とは、専用の材料を使うのですがクサビ式足場用のパイプにはクサビを打ち込む為の穴がありそこに部材をハンマーで打ち込んで固定して組む足場です。パズルを組み合わせるようなイメージの足場です。

一戸建ての足場では1番多く採用される足場です。

業者さんの中では専門用語で「叩き」や「ビケ」と言います。

クサビ式足場には縦軸の間にパイプを流しその上にアンチと言われる爪のついた足場板を敷いて固定したり、それぞれの部材をハンマーで叩いてしっかり固定するので揺れも少なく安定します。また、ハンマーがあれば作業出来るため、必要な工具も少なくハンマーでどんどん部材をはめ込んでいけば足場が組めてしまうので作業のスピードもとても早いです。

ただし、ハンマーで叩きながら組み立てる為他の足場に比べて組み立ての際の騒音が気になったりパイプに打ち込み用の穴がついている為パイプを足場以外の用途で使いづらかったりします。

主に必要なもの

・クサビ式用部材

・アンチ

相場

足場の費用の相場は、1㎡あたり700円〜1200円が一般的です。

一般的な家の㎡数が、120㎡〜150㎡ですので大体10万円〜20万円くらいの値段が相場になります。

足場の値段を決める要素はいくつかあります。

①家の作りがどれくらい複雑か

家が真四角の場合は、足場の折り返しが少なく足場を組みやすかったり必要な材料の数が少なくなるので費用が安くなります。

家に角が多かったり屋根の高さが違う箇所があったりして作りが複雑だと足場を組む際に工数がかかったり必要な部材が増えたりするので値段が高くなる場合があります。

②材料を置くスペースがどれくらいあるか

隣の家との隙間が狭かったり庭がなかったりすると、材料を一時的に置いておく事が出来ないため都度トラックから材料を運んだりしなくてはならず手間が増えてしまいます。

また、トラックを止めておける場所が家から離れていると材料を運ぶのに時間がかかってしまい作業のペースが落ちてしまいます。

この用なケースの場合は時間や手間が増える事から値段が高くなる場合があります。

③家が縦や横に大きい

家の大きさが同じ㎡数であっても、縦に大きい家であると上まで材料を渡すのに人が必要になり値段が高くなるケースがあります。

また横に広すぎる場合でも、足場を組む際に1番時間がかかる足場の基礎部分を組み立てる地組という作業が多くなり時間がかかってしまう為値段が高くなってしまう場合があります。

注意点

外壁塗装に必ず必要な足場ですが、いくつか注意点があります。

足場を組んでいる状態では、養生シートを貼るので家の周りに一時的に壁を作るような状態になります。ですので、日差しを遮ったり風通しが悪くなったりするので夏場は部屋の温度があがる為注意が必要です。

また、足場に貼る養生シートは周囲への塗料の飛散や高圧洗浄の水滴の飛散を防止する役割があるのですが、養生シートが貼られていなかったり養生シートの間に隙間が多い等の手抜き工事をされると周囲に塗料が飛散して迷惑をかけてしまう場合があるのでそのような箇所を見つけた場合は積極的に業者さんに聞いてみるのが良いでしょう。