外壁塗装Q&A③

【外壁塗装の基礎知識③】
外壁塗装に関する素朴な疑問にお答えします。

Q.ケレンとは何か?

A.ケレンとは、塗装するところに付着している錆や汚れ、古い塗膜を落とす作業のことをいいます。
基本的に塗装を始める前の過程で行なわれる作業で、これをすることによって壁を綺麗に塗装でき、しかも長持ちするようになります。
どんなにムラなく完璧に塗ることができたとしても、ケレン作業をしないと良い塗膜を作ることはできないのです。

Q.養生をすると、ドアや窓は開けられないの?

A.基本的に養生している部分のドアや窓は開けられないです。
ただし、出入りに支障がないように養生をしていますし、工程によっては開けられる日や時間もあります。
玄関の扉は出入りのため常に開けられる状態になっていますが、他にも開けておきたいドアや窓がある場合には、事前に業者さんに相談しておくと良いでしょう。

Q.外壁塗装と屋根塗装は一緒にやった方がいいの?

A.一緒にやった方がお得です。
外壁の色褪せや傷は比較的目に入りやすいので、気付きやすいことが多いです。
その一方、普通に生活していて自分の家の屋根を見る機会はなかなかないでしょう。
しかし、屋根というのは紫外線や雨風を直接受ける場所であり、家の中で最も過酷な箇所に当たるので、外壁に比べて傷み具合がひどかったり劣化の進行が早いのです。
外壁と屋根を同じ塗料で塗ったとしても屋根の方が早く傷むので、外壁の傷みなどに気が付いたときには、屋根も傷んでいる場合がほとんどです。
両方とも足場を組んで作業をするので、外壁塗装も屋根塗装もまとめて一緒にやると足場代が一回分しかかからないのでお得と言えます。

Q.塗装工事はどういう流れで行なうの?

A.ざっくり説明すると
着工前挨拶(工事中はご近所の方にご不便・ご迷惑をおかけするので、工事が始まる前にご挨拶に伺います。)

足場着工(安全性・効率性を上げるため、足場を組みます。)

高圧洗浄(壁や屋根にこびりついたカビやコケ、ホコリなどの汚れを洗い落とします。)

素地調整(高圧洗浄で落としきれなかった汚れを手作業で落とします。)

板金補修(屋根の板金釘打ちをした後にコーキング材で埋める作業です。)

下地調整(ヒビ割れを埋めて塗料を塗りやすくするための補修、爆裂にモルタル等をつめる作業、コーキングなど色々な作業があります。)

養生(塗料の飛散を防ぎたい箇所にビニールやテープ、布などをかけて覆い、守ります。)

外壁下塗り(上塗り用の塗料をしっかりと壁に密着させるため、色付けと保護が目的の薬剤を塗ります。)

外壁中塗り(上塗り材の補強や平滑な下地を作ることが目的とした、下塗りと上塗りとの中間を塗る作業のことを言います。)

外壁上塗り(塗装面に十分な厚みが加わえ、見た目の美しさはもちろんのこと、雨や紫外線に対する強度を確保するために行なう仕上げ作業です。)

付帯部塗装(外壁や屋根以外の部分である破風板、鼻隠し、軒天、雨樋、雨戸、ベランダ、鉄部、木部などを塗装します。)

屋根塗装(外壁塗装と同様に下塗り、中塗り、上塗りと塗っていきます。)

確認チェック作業(塗り残し等がないかチェックします。塗料の飛び散りやはみだしなどがあった場合、シンナーで掃除していきます。)

足場解体・清掃(仮設足場を解体し、飛散防止シートや塗料缶を片付けます。最後に庭の掃き掃除をして完了です。)

Q.土日の工事は可能なの?

A.可能です。基本的に多くの業者が土日も対応していますのでご安心ください。

Q.耐用年数ってなんなの?

A.塗料を塗った日から、チョーキング現象、ひび割れなどの劣化症状が起きてしまうまでの期間のことを言います。
しかし、これはあくまで一つの目安であって立地条件や環境、建物の構造によって大きく異なります。

Q.塗料を濃く厚く塗れば効果が上がるの?

A.厚く塗れば効果が上がるというわけではありません。
実は一度に塗る塗布量や希釈率は塗料の種類や性能・耐久性などを鑑みてメーカーがきちんと定めています。
一見、塗料を濃く厚く塗れば効果が上がるのではないかと思ってしまいがちですが、濃く厚く塗るとムラが目立ちやすくなったり、乾燥不良を起こして綺麗に仕上がりません。
また、年数が経過していくとひび割れが生じてしまうケースが多いです。
逆に塗料を薄めすぎてしまうと、適当な塗膜しか作ることができず、塗膜性能が落ちて耐久年数が減ってしまうことがあります。
ですので、塗布量や濃度はあまりに極端すぎるとだめで、決められた塗布量と決められた希釈率で塗ることが、塗料の効能を十分に発揮することに繋がるのです。

Q.急な工事も対応できるの?

A.場合にもよりますが、対応可能な業者さんもあります。
業者さんは基本的に申し込み順に優先してスケジュールが組まれるので、通常だと2~3ヶ月程お待ち頂くこともあります。
しかし、雨や台風などによる雨漏りなどの重大トラブルがある場合は、ご相談の上優先的にしてくれる業者さんもありますので、
自分が頼んでいる業者さんに確認してみるといいでしょう。

Q.シリコン塗料のメリットとデメリットはなんなの?

A.シリコン塗料の一番のメリットはなんといっても、コストパフォーマンスの良さにあります。
お手ごろな価格でありながら、高品質で耐用年数も長いので、多くの外壁塗装業者で使用され支持されています。
また、シリコン塗料は塗る部分に合わせて塗料を使い分けることができるので、塗装箇所の状況に応じて塗装ができることもメリットとされています。
逆にデメリットは、他の塗料に比べてひび割れを起こしやすく、素材自体に粘性があり施工がしにくいという点が挙げられます。

Q.塗り替えの見積り前の調査はどんなことをするの?

A.建造物の規模を実際に測ったり、各部位の寸法であったり材質やその劣化状況及び破損部などを確認する作業です。
建造物の立地状態と周辺環境の確認を行なった上で、必要な工程と適正材料を判断して業者さんが見積りを作成してくれます。